校了中と拘留中はちょと似てる

　校了中です。

　昨晩、某セレクト･ショップ（で、いいんですかね？）のオーナー／プロデューサーに聞いた話ですが、百貨店に出店してみたところ、万引きがけっこうドイヒーな状態らしいのである。30センチぐらいあるオブジェが丸ごと消えたり、Tシャツなんぞは「畳んで積んである山ごと」だったりするらしい。しかも、補償はなし。全部店の赤字である。

　まったくなんてえこったい。

　ワタシは恐らく他人から見えているイメージよりは散財野郎である。意外と買う。まあ、本とかCDとか絵とかポロシャツとか（笑）だけど。あとはいわゆるひとつのエンゲル係数ね。高めですな、そこは確かに。呑んでる係数とも言えちゃったりなんかりするけんども。

　だからこそ言えるのは、盗むのはもってのほか、「買うというリスペクト」があるだろ、ということなのである。欲しいなら買いなさい。買って、そして、しばらくの間だけ「買ったぞオレは」と自慢気になって、そして、またさりげなく暮らせばいいのである。これを我々のギョーカイでは「買ってくるぞと勇ましく」と呼ぶわけですね。嘘ですけどね。

　買えば大事にする。まあ、オレは物持ちいいからなあ。そういう人特有かもしれませんが。なにしろ目覚まし時計を18歳のときから使っているぐらいですからね。

　写真のマウスパッド（左上）も20年ぐらい使ってみたら、手垢で真っ黒になった上に「ハジっこで向こう側がスケてきた」（笑）。なので、新しいのを買ってみました。またMONOPOLYか！

　マウスパッド GO TO JAIL、ならぬ、GO TO TRASHCAN。お疲れ様でしたあ。