♪ハーモニカが欲しかったんだよ〜

代替文


 夜、六本木を歩いていたら「ハーモニカ」が800円だった。あら、これは何ざんしょう。ワタシが想像するには「酒の肴」だが、ここまで堂々と「ハーモニカ」としか書いてないということは、あのハーモニカの可能性も捨てがたいというものなのである。

可能性1:リアルにオリジナルのハーモニカを販売している。1本800円。
可能性2:ハーモニカ演奏をリクエストできる。1回800円。
可能性3:ウィーピング・ハープ・セノオさんと関係がある。
可能性4:リトル・ウォルターさんと関係がある。
可能性5:スティーヴィー・ワンダーさんと関係がある。
可能性6:小沢昭一さんと関係がある。

 高校生の時に妹尾隆一郎さんのアルバムを聴いて、うっかりブルース・ハープ奏者を目指しそうになったワタシとしては由々しき事態だ。

 メッシン・アラウンド(紙ジャケット仕様)

 で、まあ、調べてみましたところ、コレは恐らくコレでした。

「ハーモニカ」とは、気仙沼名物でメカジキの背鰭の付け根の骨と筋肉でヒラメやカレイでいえばエンガワに相当するもの。

 ヒラメは縁側で、メカジキはハーモニカ。日本語表現のかわいげのあるところだな。

 ワタシはこのお店(実は[爐談]ね、知る人ぞ知るディープ六本木なお店です)はスルーして、信号渡って、[ABC]ぶらついて、麻布書のおまわりさんににらまれて、でもって久々に[さだ吉]へ。某編集者の進路相談を少々。麦を少々、芋多少。二十四節気七十二候の「霜始降(しもはじめてふる)」と書かれた季節メニューから数品。「常」と書かれた定番メニューから「京揚げ焼き」。同行女性も「今までに食べた油揚げのなかで一番美味しい」と絶賛。いやあ、相変わらずの旨さでございました。

 七十二候美味禮讚 ←[さだ吉]の三浦さんの本。

 霜始降かあ。朝晩冷え込むわけでございます。今日はジャパン・プレミア行ってまいります。



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