NIGOはん(R)からお手紙ついた

代替文


 ちょっと評判になったおでん屋さんで[こなから]というお店がございますが、この「こなから」、漢字で書けば「小半ら」。「半ら(なから)」は「半分」てえことでありまして、その昔、永六輔先輩の大好物である単位で物を計っていた時代には、一升の半分(五合)が「半ら(なから)」で、またその半分の二合半が「小半ら」だったわけですな。お酒を二合半。粋な店名でございます。ご商売では「五ン合枡」が重用されるのも「商売ハンジョウ」で「半升」に引っかけた地口でさあね。スルはいけないってんでスルメがアタリメ。スリ鉢はアタリ鉢。スリッパはアタリッパ。こういう話大好きだな、オレ。永さんのことは言えません。

 さて、その「小半ら」。関西ではお妾さん(関西だと「お手かけさん」ですか?)のことも指したとか。そのココロは「小半ら」=「二合半」=「二号はん」。うまいねどうも。

 現代の「小半ら」さんと言えば、NIGOはん(R)。素敵なお手紙が来たのでほほうと開けてみれば、なんとセレクターを務めたCDのリリース・パーチーをパークハイヤットの[ニュウヨークバア]でやるのでどうぞ、というインヴィテイション。DJは完ちゃん、ゲストはせいちゃん。うひょう、お洒落していかないと。いや、その前に服着ないとなあ。裸なのか? お猿だから? ウチはモンキーであちらはエイプ(R)。ウチの方が原始的なのね。



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