休刊雑誌に2誌も連載があったワタシ

代替文


 臭いです。単刀直入は美しい。

せきしろさん、新刊出ました。】

 不戦勝

不戦勝せきしろ(マガジンハウス刊)
去年ルノアールで』でおなじみとなったせきしろさんの最新小説であります。オビのコピーは「未曾有の箱庭青春小説。独り暮らし男子の渦巻く妄想、どこまでも「不確実」なことばかりがだらだら(いい意味で)と続く。妄想はもちろん不確実で、物語すらも不確実。無気力、脱力、そして青春。オレの黒いボールはどこだ。
 弊社所属・辛島いづみが編集させていただいております。オビ文は亀和田武さん。ご無沙汰しております。装幀は小野英作さんです。


 映画誌「ロードショー」休刊へ、だそうである。おお、ちょいエロな写真を求めて購入していた動機が不純な中学時代がフラッシュバック。ラクエル・ウェルチ恐竜100万年シャーロット・ランプリングが好きだった。


 しかし、雑誌はいろいろ大変だ。今年ってどんな雑誌が休刊したかしら、と思ってざっと調べてみたら、「ランティエ」「論座」「猫の手帖」「とらばーゆ」「主婦の友」「BOON」「NIKITA」「PLAYBOY 日本版」「Style」「ロードショー」……うむ、いっぱいあるなあ。しかもけっこう世話になった雑誌も多いぞ。「広告の受け皿」としての機能を除くとですね、雑誌はもう「雑誌好き」向けのメディアとなったのである。残念だが現実は事実だ。



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