家元煙草山芋蕎麦告発のとき


 人生、成り行き―談志一代記 立川談志 ひとり会 '92~'98 「初蔵出し」プレミアム・ベスト 全七夜 [DVD] 赤めだか 立川談春/来年3月15日


 立川談志家元の調子が悪いようなのである。先日の「談志談春親子会」@歌舞伎座。ワタシは切符が取れなかったので断念したのだが、運良くでかけた弊社デスクの話を聴く限り、さらにはあちこちのblog書き込みで読む限り、なかなかどうしてこりゃ不調でげす。その状態でも高座にあがるのを「落語家の了簡」と感ずるかどうか、というblogの書き込みもある。ワタシが行った会でも様子の悪い日はかなりあったけど、ここまでじゃあなかったか。心配してもしょうがないが心配だ。


 談志家元のHP「地球も最後 ナミアムダブツ」に「今日の家元」というひとことコーナーがあるんだけど、26日で更新ストップ。その6月26日 のひとこと。

26日 近頃、立川談志はその人生を終った如く感じている。

 ぐむむむ。ま、いつもの愚痴ではあるけれど。もうひとつだけコピペしておこうっと。

2日 オークションで落語のきっぷなんざぁ買うな。

 あはははは。笑い事じゃないね。
 DVDでも観ようかな。すんごい持ってるんですよ、CDもDVDも。オレはこんだけ談志を買ってるんだ、どうでいってなもんだ。

 談志『人生、成り行き―談志一代記』を地球も最後 ナミアムダブツでオーダー(家元のサインがもらえるのである)。談春赤めだか』はAmazonに注文中。早く読みたい。

【好事家向け:このあたりをご覧になると家元の様子がわかります】
http://d.hatena.ne.jp/turarayuki/20080630/1214832191
http://d.hatena.ne.jp/hiyakkoikiton/20080630
http://www.kesako.jp/
http://nnn.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_8568.html


 2008年下半期突入。東京もtaspo導入。財布に入れたまま使えた。最近は写真付きの身分証明書がないと(オトナでも)入れないクラブがあるらしいが、そういうところでは「taspoでも可」ということにするらしい。ほほう。

 そんなtaspo。ワタシ、申請するときに思いついて、顔写真に「煙草を持っている手」も入れてみたのね。顔の横で「いい具合に煙草を構えているナイスミドル」っていう写真を送りつけてみたわけですよ(笑)。いいんでしょ、だって「正面・無帽・サングラス無し・マスク無し・無背景」っていう諸条件は満たしているわけで。
 しかして帰ってきたtaspoはと言えば……きっちり「顔だけ」使われてました! 手の部分トリミング! すばらしい。感心するな(笑)。お手数をおかけするヘンなおじさんで申し訳なし。


 ここのところのメモランダム。東銀座[流石]に久々の蕎麦部出動。あいかわらず酒肴が旨いわけですが、それよりなにより初めて注文した「つけとろ」が旨かった。夏場はついつい名物の「ひやかけ」に手がでちまいますが、次もきっとコレ頼みます。とろろをつゆに溶かし込んであって軽くて細っそい蕎麦によく合う。きゅう〜。←なんだかワカンナイけど旨さの表現である。


 映画『告発のとき』by ポール・ハギス監督を観る。よかった。「映画は現実への窓じゃなきゃつまらん」と思っているフシがあるワタシの趣向にジャスト。世界の現実を監督経由で観たいだけ。ま、見方に注意深くあらねばならぬけど。早い話が「単なるファンタジー」はいらないのね(笑)。『ビッグ・フィッシュ』みたいなのはアリ。あとは謎解き。お笑いは別腹。なにせ小学校の時に自分で最初に「これが観たい」って主張した映画が『ジャッカルの日』だものなあ。三つ子の魂四十八まで(あと2日)。

 『クラッシュ』でも思ったのだけれど、そういう心持ちのところで、ポールとは映画的な馬が合う気がする。トミー・リー・ジョーンズは見応えのある芝居しちゃってるし(『ノーカントリー』もよかったよねえ)、なんたってシャーリーズ・セロンがいい具合にオトナになってきてるわあ。うふふん。


 ちなみに「週刊朝日」の映画コーナー、今野雄二さんは「なかなかGOOD!」の星3つ(4つが満点)でした。



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