あるいは裏切りという名のDJ

代替文


 今回は、まずお知らせから。来る土曜日、12月23日(土・祝)に池尻大橋の行きつけのBARでクリスマスDJやることになりました〜。CD仕様だけどね〜。そんなに広い店ではありませんが、この日ばっかりはワタクシのDJでソウル・クリスマス・バーに変身でございます。スウィートなのとダンクラとクリスマス・ネタ……ですかね。
 お店の名前は[SIURANA(シウラナ)]。渋谷から行くと246沿い左側、池尻大橋駅の改札から直結しているビルB1にあります(1Fにドトール)。8時くらいに回し始めてあとはテキトーにずっとやってます、どこまでできるんだろ(笑)。あ、お店自体は朝までコースですかね。マスター木村さんと昨日話した感じだと「全品500円にするかも」とのことでした(まだ検討中の模様)。


【12/23@BAR SIURANA(シウラナ)】
03-3794-5807
目黒区東山3-2-4 ライオンズステーションプラザ B1
http://tatata.net/siurana/


 続いて個人情報。我が親愛なるスクービードゥーのファンキー・ドラマー、オカモト“MOBYタクヤさんが、ワタシと同じくHATENAで新blogスタート。開設おめでとう記念リンク!


【オカモト“MOBYタクヤblog】
http://d.hatena.ne.jp/MOBY/


 でね。実は観ちゃったわけですよ。フランス映画『あるいは裏切りという名の犬』。以前からゼッタイにこれはオレ向きだと睨んでいたわけですが、思いっきりジャストミート! 生涯の10本ぐらいにゃ入る勢いです。
 舞台はパリの警察。主人公であるふたりの刑事を始め、正義と悪徳と買収と裏切りと欲と矜持と堕落と傷心と孤独とを煮詰めたような男たちの物語。クライム・ムーヴィーとして、きちっと「事件」の本筋を追いながらも、クールかつ反吐が出るほど人間臭いドラマ運び、ひとことの台詞で人間関係をわからせる脚本、そして闇と影で構成された緊張感のある映像、ラストのオチの持って行き方……いやあ、どこをとっても渋かった。真っ昼間のシーンでもね、陽が当たっていてもね、イメージは暗いんですよ。シブすぎ。すでにロバート・デニーロがリメイク権を獲得、デニーロ&ジョージ・クルーニーで撮り直すってのもわかるなあ。早くそっちも観たいですが、まずはダニエル・オートゥイユジェラール・ドパルデューのフランス男優激シブ演技をご堪能ください。ちなみにこの作品の監督、オリヴィエ・マルシャル監督の2001年の作品『ギャングスター』もamazonで買ってみたっす。まだ届いてないっす。


 性根が暗い人間として、こういうのに出逢うと、孤独が増してきて、とってもいい具合にしんどい(笑)。これで「穴」のシーンがあったら120%完璧オレ向きでした(「穴好き」の件は9/27の日記にありまする)。『グッドフェローズ』『L.A.コンフィデンシャル』『ユージュアル・サスペクツ』『アウト・オブ・サイト』『ミスティック・リバー』といったキーワードでぐっと来る方は必見です(断言)。
 いち早く教えてくれたJ-WAVEのおしゃべりの相方・みんしる姐さん(番組内映画部長)に感謝。彼女の映画(&セレブ?)blogも見てくだされ。


あるいは裏切りという名の犬
http://www.eiga.com/official/aruinu/


【みんしるさんblog/みんシネマラウンジ】
http://www.j-wave.co.jp/blog/estation/


【BGM@Xmas】V.A.『Original Soul Christmas』1968
Original Soul Christmas
映画から「男臭い」というつながりだけですが(笑)。
アトランティック系の男組。あ、カーラ・トーマスがいた(失礼)。
オーティス・レディングキング・カーティス
ブッカーT&MGズ、ソロモン・バーク……、
サザン・ソウルは濃ゆいです。大阪と下北と高円寺を思い出す。