腕組みしがちなのは

　ただいまTOYOTA CUP真っ最中。面白いっすねえ、やはりこのレベルは。ちなみに幣事務所ドゥ・ザ・モンキーにてひとり。ワールドカップに際していいテレビ買ったから、画質良好視界くっきり、なかなか気分よし。いや、今日はいっぱい原稿書いてまして、この原稿を書くというのは実はキリキリと孤独な作業なのでありまして、何本も書いていると、ちょっと滅入っちゃたりするのであります。だからって原稿を誰かと書けるわけがないわけで。淋しいわけよ。わかってもらえるかなあ。長い原稿を書くときはなおさらね。これを人は「長距離ライターの孤独」と呼ぶ。ぐらっちぇぴーす（ここに絵文字でケーシー高峯）。さーてと息抜き息抜き。深呼吸ストレッチ珈琲蹴球豊田杯。

　今日はクルマにて移動。出社のお供はFM横浜の「YOKOHAMA TOP 40」。DJはケント・フリックさん、あいかわらずバカで嬉しい（笑）。この番組はホントにラジオ好きな人が作ってる感じがして好きだねえ。ま、知り合いなんですけど。
　昼メシがてら本日は中目黒をパトロール。目黒川沿いあたりをぽつぽつ歩く。そういやあ、昨日マイミク契約した敷島こと錦島親方から新年会のお知らせ来てたね。定席［籐八］だもんね。しかし川沿いにまた新しいお店増えてるなあ。お、鶏鍋の店ができてる。二階にお座敷のある風情。ほほう、こりゃ桜の季節はいいかもしれないですぞ。満開の桜眺めて鶏鍋で一杯。くう〜（笑）。二階窓際は争奪戦必至とみた。
　パトロールしつつ中目黒［驀仙房］で「つけとろ」と「鴨焼きごはん」の小丼。日曜の正午過ぎ、けっこう混んでます。ちと出てくるまでに時間がかかる。

「腕組みを組みかえ組みかえ蕎麦待ち誰か待ち」（「渡辺祐純情詩集・蕎麦猪口の巻」より）

　具体的に誰かを待っている、というわけじゃないのですがに。
　どうも腕を組んじゃう癖がある。考えを巡らすと特にそうなる。癖なんで仕方ないんですが、コミュニケーションの心理としては、相手を受け入れてないって思われるらしいじゃん。うむ、もしそうだとしてもですな、ワタシの場合、相手を疎外しているのではなく、疎外されたオノレを抱きしめているのではなかろうか。なんちゃって。おじさん。

　鴨焼き食べながら思い出したんだけど、昨日の夜も鴨食ってたね、オレ（笑）。そんなに鴨好き？ 葱背負ってる？
　その昨夜。まず丸の内［COTTON CLUB］にてジ・ウィスパーズさんを鑑賞。 実にお約束のパッケージ・ソウル・ショウでありまして、最高でした（笑）。「THIS CHRISTMAS」も聴けたし。去年もこの時期に来てましたから、毎年恒例化しそうな気配。このウィスパーズ鑑賞記は次号「BMR」誌に掲載でございます。その原稿も本日執筆済。岩間さん、「FADER」誌はうまくいってますか？
　ちなみに昨夜は［COTTON CLUB］、つまりTOKIAの後は丸ビルで食事という、まるでフツーのビジネスマンのクリスマスのような、妙に三菱地所さんに貢献度の高いような、そんなアーバン・ナイトでありました。←ここハッシィさんのリアクション待ちね（笑）。［インデアンカレー］も食えばよかったわ、おほほ。

　いよいよクリスマスです。先日、J-WAVE e-STATION GOLD TASKBARでもご披露させていただいたクリスマス句集とか載せちゃいましょうか。

「ラヴラヴの 間を縫ってぶらぶら イヴの夜」
「ケーキ見てカロリー計算メタボリックリスマス」
「ホワイト・クリスマス 薄い頭頂部で まず察知」
「高いものを買ってやるほどの男でもなく」（以上「渡辺祐純情詩集・聖夜徘徊の巻」より）

【話とは関係ないけど激推奨盤！】
寺尾聰『Re-Cool Reflections』2006
←
「ルビーの指輪」も収録されたあの名盤『Reflections』を25年ぶりにご本人がリメイク！
これがまあ凄いグルーヴなんですよ。JAZZYでキザで、演奏うまくって、そこがとってもAOR。
「HABANA EXPRESS」「SHADOW CITY」「出航 SASURAI」……聴きどころばっかり！

【BGM@ドFunky Xmas】
JAMES BROWN『Funky Christmas』

説明の必要はないですね、JB様のクリスマス曲集です。ヒミナッ！
ウィスパーズやらルーサーやらの洗練されたクリスマス・アルバムとは真逆盤（笑）。
でも、こういうドがつくファンキーあってこそのソウルじゃあーりませんか。
パーティにはけっこう使えるのですよ。あ、DJパーティのお知らせしないとね。
明日には確認してUPいたします！