植田正治さんの写真を教わった

代替文


 現在、スペシャの「Oxala!」の楽屋です。仕事しろ!←してますってば(笑)。防虫缶あり。違いますよ〜。忙中閑あり。


 今日はJ-WAVEに出かけたついでに六本木ヒルズ[森アーツセンターギャラリー]にて明日から開催される『福山雅治 PHOTO STAGE 〜記憶の箱庭〜』の内覧に行ってきましたですよ。福山雅治さんがキュレーションする写真展。会場は3つのステージにわかれていて、「被写体 福山雅治を捕らえた写真家たち」では大村克巳、瀬尾浩司、ハービー・山口、OIDA HIDEOの各氏が福山雅治を撮った作品を紹介。「HOMAGE/オマージュ・植田正治に捧ぐ」では、故植田正治氏の写真を展示。「f5.6のハロー 1/125のサヨナラ」は写真家としての福山雅治さんの作品(写真集発売中)、となっております。いや、これが実に良かった。福山雅治という被写体の才能もありますが、どの写真も美しい。
 特に植田さんの砂丘シリーズのモノクロ写真は、どの年代のものも静謐な空気の、その静かなる迫力に息をのむものがありました。80年代に菊池武夫さんのファッションとコラボ、BRUTUS誌に堀内誠一さんのデザインで掲載された、そのページ・デザインごと紹介されていて、これがまた編集者ゴコロ&描き文字好きゴコロ(堀内さんの字もいいんですよ)に染みこむ染みこむ。植田さんに詳しくなかったワタシとしては、福山雅治さんの仕事を通じて教えてもらったこと、のひとつ。福山さん本人の、そして瀬尾浩司さんの写真も好きです。温もってる。モノクロの体温、みたいな。
 写真、撮りたくなった。子供の頃はカメラ小僧だったんですう。うひょひょ。


福山雅治 PHOTO STAGE 〜記憶の箱庭〜】
2007.12.6〜2007.1.14@森アーツセンターギャラリー
http://roppongihills.com/jp/macg/


植田正治写真美術館】
http://www.japro.com/ueda/