ココロで矢沢を歌いながら


 今朝、メール・ボックスを開けてみたら、友人から、その友人と訪れた西麻布のバーで数回お会いしたことのある方の訃報が届いていました。
「西麻布のバーにいたAさんを覚えてますか。ある日、いなくなってしまった小さな男を。10月30日に酔っぱらって溺死していたそうです。明日夜、お通夜があります。俺は仕事で聞けないかもしれないけど、もしできたらラジオで、I SAY GOOD BYE, SO GOOD BYE、矢沢をかけてやってやってもらえないかな。レクイエムに。」
 何があったのか。想像してもわからない。
 このリクエストには応えられないと思う。番組は番組であって、この友人にも、Aさんにも、もしかしてオレ自身にすら関係なく、リスナーのために、そこに存在するものですから。それでいいんです。
 なので今日はココロで矢沢歌いながら行ってまいります、六本木ヒルズけやき坂スタジオ。西麻布の、そのバーの前を通るルートででかけます。