昭和に居残り

代替文


 今日、つまり神宮球場で「スワローズの土橋勝征選手と山部太投手の引退試合(行けなくてすいません!)」が行われている10月15日、日曜日。土橋さんはかつては近眼メガネ選手(後に手術して裸眼選手化)だったわけで、その頃はワタシは勝手に「土橋係長」って呼んでました。ぽくない? 古田さんは部長だった。今は役員。島耕作か(笑)。
 そんなサンデー、昼食は中目黒の蕎麦屋さん[驀仙房]できざみ蕎麦と鴨焼きごはん。ここは通勤途上帰宅途上にあったりするのでたまにうかがいますが、温かい蕎麦は久しぶり。ややつゆが甘いかな。せいろの方が特徴が出てる気が。偉そうですね(反省)。以上、蕎麦部連絡終わり。でね、ふと気づいたんですが、温かいお蕎麦に、つゆを飲むためのほらあのなんていうの柄杓みたいな蓮華みたいなものがね、出ないの、ここんち。だからつゆは丼をおもむろに左手に持って飲む。このカタチ、好きなのである。それでいいだろ、男じゃないか。いちいちすくってちゅるちゅる飲んでいられるかっての。それともみんな猫舌? にゃー。猫ひろしさん、「anan」の「嫌いな男」ベスト10入りおめでとうございます! ついでに「頭が悪そうだと思う男」「服の趣味が悪そうな男」もベスト5入り。すばらしい。にゃ〜。
 何の話だっけ? そうそう、いつからあの柄杓みたいな蓮華みたいなもの(名称不明)が蕎麦屋の定番になったんだろうか。女性向けにということなんですかねえ。女の人が両手で丼を持って静かにつゆを飲んでる図ってのもなんともいいんだがなあ。今や世の中、なんでもレディー・ファーストである。そういうサベツ社会である。男はけっこうがっかりしている。C.C.レモンホール!←意味はありません。


 男の世界と言えば、昨日は中野サンプラザにてCRAZY KEN BANDのツアー鑑賞。堪能しました。『GALAXY』のナンバーと懐かしのナンバー織りまぜての約3時間10分。ラヴ・ソングだらけの、鯔のつまり女の子向けの歌ばっかりの音楽界にあってですね、男しか出てこない歌(ex;タイガー&ドラゴン)で堂々正面突破しているCKBの了見にあらためて気づいた。すばらしい。剣さんに「bmrの連載読んでますよ」って言われて恐縮。帰りに入った中野の飲み屋、CKB客だらけ。終電間際の新宿方面行きもCKB酔客だらけ。他人の気がしない(笑)。


 先週はおひとりさま文化部活動として立川談志家元の「家元の独壇場・特別編/一期一会」も鑑賞。国際フォーラムCですよ。なんでそんなとこでやるんだ(笑)。演目は「やかん」と「居残り佐平次」。まくら、愚痴、ジョークを交えて各1時間。まくらのトークで、独演会やCDで何度も聴いてる、つまりリピーターにはおなじみのジョークをあえて演るんですが、たぶん客筋を見極めているんですな、アレは。「いつもの」なのにどっと受ければ「初見の客」が多い証拠、と。それでその後の落語の演り方が変わるのかどうか、ワタシにはわかりませんが。
 仲入りにロビーに出たら泉晴紀氏、モリタタダシ氏に会う。「今日は(家元の)機嫌も体調も良さそうだね」などと、談志ファンならではの「客が芸人に気を使う」立ち話。この日は家元の古稀を祝う会でもあって、最後は一門が勢揃いして花束贈呈、手締め。高座にかかった家元の手による「勝手是人生也」の額、古稀ともなると、また酔狂の度が増すってもんで。人生七十古来稀。談志七十、端から稀。
 そんなおめでたい日ということで、古稀を迎えた家元にメッセージを書いてください、というカードが客の手元にも配られておりました。実は、ワタシの前の席のね、家元と同年配かなと思われる女性が書いているカードがちらりと見えた。読んじゃ悪いなと思いつつも、あまりに読みやすい角度にあったもんですから、うっかり読んでみたら、こうありました(文面正確じゃないですが)。
「あの志ん生文楽を生で見たことがある、というのが自慢だということをよく言いますが、私はあの談志を生で見たことがあると自慢したいと思います。だから、早く死んじゃえばいいのに」
 まいりました(笑)。思わず大笑いしそうなのを寸止め。客の了見が違うよ、談志さんの会は。


立川談志HP/地球も最後ナムアミダブツ】
http://www.danshi.co.jp/


【BGM】PRINCE『3121』2006
3121
殿下、家元と国際フォーラムつながり(笑)。
そういや、CKB、剣さんがアンコールにてエレピ弾き語りで昭和歌謡を歌ってくれましたが、
ちょっとプリンスっぽいなって思いました。