あいつの口笛
泣ける。10月になっちゃった。編集業の方はともかくとして、ラジオ業界の方は改編がありまして、ワタシがお世話になってるJ-WAVEでもサヨナラCOLORな番組アリ。ジョン・カビラさんが開局以来18年間務めた朝の番組(いったん?)終了。パーティーも盛大に行われました。正直に言えば、やっぱり淋しい。毎朝聴いているような熱心なリスナーじゃないのにね。いなくなるなよお、ジョン・カビラ。とオセンチに言いたいところですが、その選択を決めたジョンさんの深謀遠慮の具合がわかるゆえに言う権利なし。オトナになるとは失うことであります。夕暮れの感傷です。ゆうがたフレンド。
そして、オトナになるとは、その喪失への想い、ココロのディープインパクトに無恥の鞭を入れてね、ひいひい言いつつも3馬身ぐらいの差をつけてね、「新しい夜明け」を迎える人を、いい笑顔で祝福することであります。おめでとう!
泣ける。あれから3ヵ月ぐらいたっちゃった。週刊朝日などで紹介することもあって忌野清志郎『夢助』を10回ぐらい聴く。いやあ、まいったなあ。RCなんですよ、サウンドといい歌詞といい。RCサクセションがきこえる。シンプルでソウルフルでたわいもなくかけがえのない“日々の愛と平和”がこぼれてる。まさに忌野清志郎の“原点”なんだけど、戻ったわけじゃなくて、到達した、と言った方がいい。到達した原点。誇り高き温故知新。行くべき場所を、忌野清志郎が教えてくれた。
実はこの『夢助』のサンプル盤は出来上がったその日に、某関係者が速攻で届けてくれた(感謝)。すぐ聴きました。音楽には、いや、忌野清志郎の音楽には、そうして人を動かすチカラがあると思います。計算高いだけがオトナじゃないのよ〜ん。愛しあってるか〜い?
ボス・忌野清志郎さんについてはJ-WAVE e-STATION GOLDのサイトの方に長いのを書いているので好事家はそっちを参照して茶ぶ台。
【J-WAVE e-STATION GOLD TASKBAR】
http://pod.j-wave.co.jp/blog/taskbar/archives/2006/07/014.html
【BGM】忌野清志郎『夢助』2006
10月4日リリースです。買いなさい。命令です。
そして歌詞カードを抱えて聴きなさい。←誰に言っているのか。
【さらにBGM】V.A.『真心COVERS』2004
ラスト2曲に歌唱・忌野清志郎による「素晴らしきこの世界」、
そしてMB'sのセルフカヴァー「新しい夜明け」収録。泣ける。
追伸:忘れてました。飯田哲也選手、引退を決意。これも泣ける。お疲れさまです。大好きでした(気持ち悪いか)。ヤクルトvs西武の93年日本シリーズのVTR見ようっと。