末広亭のプログラムは

代替文
 オレが大学の頃から緑と朱の二色刷だ。

 ほい、月曜日。

 昨日は久々に新宿・末廣亭さんへ行ってまいりました。六月下席。ちょいと調べたら、主任(トリ)が小三治さんだってこともありましたが、他にも市馬、さん喬、燕路、志ん輔、色物で正楽、ホンキートンクとオツな顔付け(ラインナップ)。主任クラスが並ぶてえんで、いやこれは2,700円の価値はあろうと。まあ、原稿もあるけんど、たまにゃあいいだろってことで新宿へ。

 伊勢丹の地下でいなり寿司なんぞ買って、昼席のトリ(文生師匠)あたりで潜入。立ち見ですよ。でもって昼席がハネると席が空きますんで、そこにストンと座るという寸法。すぐにまた満席になりましたので作戦成功。前座さんからたっぷり。女性落語家がお二人いたのも意外で面白かった。

 トリの小三治師匠は「粗忽長屋」。軽くて上手い。軽い口調でポンポン話は進むんだけど、その軽味が町人リアル。登場してくる粗忽ふたりがそこにいるようでありますな。そんなに熱心には聴いてこなかった師匠ですが、やっぱり上手いねえ。なんだろ、小田和正さん的な何かがありますぞ。今後も立川流コンシャスな落語活動にはなると思うのだけれど、たまには寄席もいいし、柳家もいい。

ま・く・ら (講談社文庫)

ま・く・ら (講談社文庫)

 でもね、寄席はちゃんと誰が出るか調べていかないとホントにがっかりするから要注意。寄席の香盤をネットで調べる時代となりにけり。

 その後、立ち呑みでブルース聴きながらモツ喰って、ソウル・バー[SOUL STREAM]で撃沈。ナイトフライト良かったわあ。ぷはー。

 一夜明けて原稿書いて、あれこれメールして、ハンバーグ食べて、16時半。