お洒落ソウル界はコスプレ流行り

　エリック・ベネイさんが「70年代臭いことをやっている」というウワサを聞きつけて購入してみました、ニュウ・アルバム『LOST IN TIME』。届きました。針を落とす。実際はCDですけんど。あらま、ホントだ。1曲目からして70〜80年代調のぐっとくるバラード。ファルセットの入り具合が「ひとりコーラス・グループ」ですやん。

ロスト・イン・タイム

　ゲストにフェイス・エヴァンス、クリセット・ミシェル、レデシー、そして愛娘インディア・ベネイと来まして、それぞれに皆さんご達者。ん？ 5曲目になんかこうテンプス風味なナンバーがあるわね、これかっこいいじゃん、と思ってクレジット見たら、ゲストがエディ・リヴァートでした。テンプスじゃないよオージェイズだよ〜。お恥ずかしい。

　いやはや、まいった。これはいい。しかし、ラファエ・サディークさんといい、ベネイさんといい、ここのところの「揺り戻しっぷり」がハゲしいですなあ。やっぱりチキチキしたR&Bに飽きちゃったのかしらねえアメリカ。いや、おじさんは嬉しいのですが。

　なんだか「クラシック・ソウルという名のコスプレ」のような気がしてきました。

　そんな日曜日。先週、P-VINEさんからは、大量に紙ジャケットになったファンカデリック盤（など）を送っていだだいておりまして、まだそこにたどり着けず（笑）。

　月曜から土曜は、放出しっぱなし、蛇口開けっ放しなので、日曜は少し「入れる日」です。貯水。