横尾さんにはかつて毎月お会いしていた


 宝島時代に。連載担当してました。


 今日は、雨の水曜日。いいですな、その響きが。……あ、でも止んだのかな?


 つぶやきネタ御免ですが、横尾忠則さんのつぶやきにハマる人が続出している模様(坂本美雨さんも今日つぶやいてた)。一日のつぶやき回数も多くもなく少なくもなく、しかも140字を使い切らず言いたいことを言い切っている。流石。例えば今日の例。

「ぼくは計画を立てると、すぐ壊したくなる。立てることが創造ではなく壊すことが創造だから」
「何かにつけて固執や執着は最もよくない。自由でいたくなきゃ別だけどね」
「いい作品を作るぞという意識は持ったことがない。それよりもどんな作品になるのかなということを楽しむようにしている」
(以上、http://twitter.com/tadanoriyokoo より引用しました)


 ふんがあ。言い切れている、ということは、言いたいことがハッキリしているということであります。短い文章だからこそ躊躇がない。思い起こせば、横尾さんはずっと「日記を発表する」ことをしてきた人なのだ。発表するための日記を書いてきた人なのだ。遙か昔から。つまり、ずっとブロガーだった。最初から。


 横尾忠則全集 (1971年)


 デザイナー/イラストレーター/画家であるので「絵」を残すことはもちろんだが、これほど同時に活字を残してきた人も珍しい。紙であろうと画布であろうとTwitterであろうと関係ない。おしゃべりなのだと思う。魂の饒舌であります。みうらじゅんさんの原点もソコにあると思う。

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