ああ愛しい恋しいウミウシ
ワタシも周囲からは、かなり好事家だと思われているフシがあるが、さすがに「いやまあそこまでは」と思うことがあるのである。例えば書店でこんな本を発見したりしたときにである。
こんなもんじゃないのであります。Amazonで検索しただけでざくざく出てくる出てくる。ウミウシの本。実物を拝見したのは、『ウミウシ―生きている海の妖精』という一冊なんですが、これがまあ素晴らしい。全編カラーで各種のウミウシを紹介。へえウミウシっていろんなのがいるのねえ。カラーリングもすんごいいろいろ。美しい。でもちょっとキモい。でも美しい。さすが海の妖精。でもちょっとキモい。しつこい(笑)。
3,360円でした。うわ高い。でも美しい。でも高い。しかもちょっとキモい。あーいかん、これはもうすっかりウミウシの虜だ。手数の多い人生の中で、うっかりウミウシ部まで始めかねないぞ。その手前で寸止め。友達以上ウミウシ未満。なんのこっちゃ。高額商品ゆえ、手垢で汚したら悪いので、そっと静かに書店の棚に戻したワタシなのでした。ウミウシよさらば。
これを書店で手にとって、つい買っちゃう人がどれぐらいいらっしゃるのでありましょうか。
【追伸】ネットにも図鑑がありました! さすが21世紀だ。
http://www.umiushi-zukan.com/
【さらに追伸】過去にテレフォンショッキングに出演した本上まなみさんが「ウミウシ好き」を公言なさっていた模様。さすがだ。
http://iitomo.sakura.ne.jp/iitomo/1999/19991222.htm