明日はどっちっもどっちだ！
まったくもって、その病につける薬はないのか。ないんですね。無限に生きるわけにもいかんが、せめて「まっとう」させてほしいよねえ。いやいや、それは選べないのであります。うーん、それが選択できないという「オノレの限界を知ってしまったこと」がヒトの煩悩の素のような気もする。効果あるんだろうな、除夜の鐘！
それにしても渋谷の街は、ヤングでパンパンでおまんな。それでも売れないらしいけど、アパレル。そういえば、昨日、［FOREVER 21］で売っている（らしい）RUN D.M.C.プリントのTシャツをね、「若い女子は、なんだと思って買っているのか？」という話になった。知らないよねえ、RUNもD.M.C.も、ましてやジャム・マスター・ジェイをや。
無知は悪である場合がありますが、このバヤイは、知らないのは目くじらをたてるほどには悪いことではないですな。ま、当然。それより「知りたい」かどうかの方がモンダイだ。
さすがに2000年代も9年ともなりますと、真性ヤングと若作りオヤジの間にボキャブラリィの隔たりが生じております。「知っていること」が違うのは、経験値ですから仕方ない。それより何より、10数年前のヤングと比べてみれば、「知りたいこと」にかなり差がある気がするのであります。そこんところが、ワタシのようにメディアの三日月（これぞペーパームーン）に引っかかっている「文化紹介業者」の、それが悩みの種じゃん。何を、どう紹介すれば、喜んでいただけるのかしらねえ。
今年後半から来年前半には、さらに雑誌が休刊するでありましょう。予言じゃないですよ、皮膚感覚、です。
