BGMとは「バックの具合がまずまず」なことである
先週は「武道館2階席」、昨日は「神宮球場」と、ちょっと狭めのプラスティックなシートに座る昨今であります。ガッデム負けたっす。でも、後半は木田投手も見られて、チューハイもいっぱい飲んで、気分は悪くない。これもまあAクラスの余裕とでも申しますか。ただの酔っ払いという説もありますが。次はロッテ戦ぢゃ。アフロを立たせて待っていろよ、MOBYくん。
なんだか疲れていることもあり、昼飯は「辛いモノ」にしたいと思い、「伽哩担々麺」なる、そこまでしなくても(笑)という辛いモノを食べて大汗。湿気多し。しかも、そのお店のBGMがなぜかディープパープル(など)。暑い。先日赤坂で入ってみた立呑み(ここは旨かった。[もつ焼き 三六](みろく)というお店です)では、入ってからずっとサザンがかかっていて、「ほほう」と思っていたら、いつのまにか今度はずっとチェッカーズ。滞在時間1時間強、聴いたサザンが10曲ぐらい、チェッカーズもほぼ10曲。♪オーマイジュウリア覚えてるかい〜、とかココロで口ずさみながらマルチョウ。赤坂だけにビジネスマンばかりですが、女性だけのグループも多くて、ターゲット的にはヒジョーにわかりやすいチャンネル選択。いつも創作和食ダイニングとか行っていそうなヤングビジネスマンが、ビミョーに立呑みのお作法を知らなかったりして初々しい。あらやだ、お兄さん、ホッピーとモツのことなら、ワタシが教えてあげるわよん。氷ありにするう、なしにするう。
店の音楽は、そのお店の了簡を何気なくさらけ出す。「店のスタンディング・ポジションをどうしたいのか」がわかる気がする。立呑みなんかでモダーン・ジャズが流れていたりすると、ははあーん、そうきますか、いやまあわかるけど、そうじゃなくていいのでは、と思ったりする。「コンセプト」っていうやつならおよしよ、と思ったりする。でももしかしたら、オーナーさんなり店長さんなりが猛烈なジャズ・ファンかもしれないので侮れない。このついついBGMを気にする悪癖、「BGMなのに聴こえてしまう」からでしょうね、音楽好きを長年やっていると。聴かなきゃいいのかもね、とも思ったりする。
といったことを思ったり書いたりしている時点で、お店の人よりは自分の方が耳に肥やしをやってきたのだ、という誇りと奢りがあるのであります。こういったことで、ちょいちょい上から目線になったりするので、中年は注意が必要なのである。ボクちんとか。反省しました。
その点、[富士そば]は落ち着きます。蕎麦はともかく。
【東京ヤクルトスワローズ/選手の登場曲はコチラ!】
萩原投手(昨日も登板)の「Tongues Of Fire」by 東京スカパラダイスオーケストラがいいっすねえ。