パエリア喰ってお腹がいっぱえりあ（無理）
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年に数回、パエリアを食べる会合を催しているのである。何故かといえば、幼い頃を過ごしたバルセロナのパエリアが忘れられないからである。嘘ですけど。会合にしないと2種類ぐらい食べられないからである。今回は、以前から狙っておった恵比寿［ティオ・ダンジョウ］。やっと予約が取れのスケ。ここは旨い！ イカ墨のパエリアもグンバツの濃厚さ（イカ墨確実に多い）でしたが、それ以外のどのタパスもはずれなし。さすがであります。ちなみにパエリアはおこげなし系でお米が柔らかい。オコゲレスです。
さて。この2年間で10軒ぐらいをパトロールしてきた、そんなセニョールが自身を持って、いやそうじゃない、自信を持ってオススメできるスペイン料理と言えばですね、まずは神楽坂［エル・カミーノ］。BAR（バル）です。酒飲みにはたまらない「酒の肴好適タパス」多数。続きまして大久保［カサ・ベリヤ］。ここはもうロケーションがいい。っていうかヘン。職安通りの韓国料理店だらけの中、怪しい雑居ビルの2階。通りすがりではゼッタイに入りません。っていうか見つかりません。隠れ家っていうより秘密の小部屋。パエリア、旨い。そして、赤坂［ロス・プラトス］。しっかりオコゲなパエリアです。ここがパエリア標準かな。そして番外は［小笠原伯爵邸］。結婚式で一回行っただけですけど、ヘンで旨かったですなあ。いわゆる［エル・ブジ］っぽいヌエバ・コシーナってやつですか？ なんかチビっちい創作タパス。あれはあれで面白くてよかった。特にパーティーだと。
書いてたらワインをがぶがぶ飲みたくなった。しょっぱいタパスですっぱいワイン。舌に微妙に品がないので仕方がないのである。
