甘金さんの原画網棚事件を告る

代替文

 ここで業界クイズです。イマドキの漫画家さんやイラストレーターさんは、絵は手描きだとしても、それをスキャンしてデジタルデータにしてから入稿したりします。それは何故でしょうか? 答えはCMの後で、じゃなくてこの先を読めばわかる!


 北風に負けたのか、はたまた右のミッフィーに失恋したのか……ミッフィーが道ばたにダウンしている1月12日。成人の日。あ、もしかしたら成人式で暴れて飲みすぎたのかも。こちらのラーメン・ブロガーの方とビジュアル的にはそっくりです(苦笑)。

【スージー甘金さんから御本到着!しかもこれはアレじゃないですか!】
 スージー甘金 塗COMIX (CDジャーナルムック)
 スージー甘金 塗COMIX
音楽出版社/1,575円)
お旧い宝島読者なら知っている、スージー画伯渾身(マジに)のペインティング・コミックがなんと1冊になりましたあ。やんややんや。
「ださいぜ!木村くん」(ワタシが担当編集者でした)「ザータン」「少年探偵 小松和雄」などなど名作復活!


 いや、これはですね、ワタシが宝島編集部にいた頃にスージー甘金さんがスタートさせた塗り込み漫画なのでありますね。ま、見たことがない人は見てください。すんごいですから。全コマペインチングしているんですよ、マンガなのに。で、マンガとしても面白いんだからかなわないのであります。


 実は、ここに収録された「ださいぜ!木村くん」という連載を担当していた当時(たぶん1982年ぐらい)に、ワタシはこの貴重な原画、つまりはスージーさんのペインティング作品を
 中央線(か総武線)の網棚に忘れたことがあります!いやっほう!

 いやっほうじゃなーい。いやあ、あの日は焦ったなあ。確か新宿から飯田橋か四谷(当時の編集部)まで電車乗って、降りたら手に持ってなかったんですよねえ。やっちまったなあ。ま、結果的には吉祥寺だかどこかの駅にありまして。もうね必死で取りに行きました。駅員さんは何だと思ってたんでしょうね。うっしっし。


 うっしっしでもありません。表現が不適切です。本当にスミマセンでした。たぶん無事にこの本にも載っていると思います。どれだかは忘れました。いずれにしても、この本に載っているどれかの作品は、たったひとり(一枚?)で国電を旅したことがあります。


 ちなみに湯村輝彦さんを中心に結成、スージーさんも参加していた「東京ファンキースタッフ」という集団にワタシもちょこっと参加させていただいていた頃のことです。なので今日のカテゴリーが[Make It Funky通信]なのです。25年って……早いねえ。



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