談志家元の番組始まっちゃったあ


 アメリカ


 ああ、怖い(笑)。よかったと思うよ、今、国会議員じゃなくて。


 金曜夕刻。ちょいとJ-WAVEに寄ったついでに腹が減ったので六本木の[すしざんまい]に行ってみたのである。正月の河岸が休みの日に寿司屋に行くヤツがあるけいっ、とまあ、そう目くじら立てなさんな。テキがやってるから行っただけでげすよ。だって酢飯が好きだから。うふ、酢飯。


 そしたらですね、15〜18人ぐらいは座れそうな長いカウンターの約2/3がですね、外国人さんでしたあ。英語で会話しているイギリス人(推定)親子、ひとりでいらっしゃった鼻が立派なアメリカ人(推定)のお嬢さん、なぜかユナイテッド・アローズのSALE帰りの中国のお兄さん(時計はパネライだったぜっ! 金持ちだっ!)などなど。そうか、六本木の外国人の方は正月に寿司を喰うのか。オレももしかしたら外国人なのかも。


 そのインチキ外国人=ワタシの隣に座ったロシア人(確定)の親子がすごかったです。お父さん(ハンサム・推定38歳)、お母さん(すげえ美人・推定34歳)・娘さん(ちょー可愛い・推定6歳)。座るなり片言の日本語でこうおっしゃいます。
 「オオトロ……4ツ」
 ひええ、いきなり。がしかし、ロシアの大地が生んだ胃袋は、それどころでは収まらないのである。途中にイワシだのホタテだの甘エビだのをはさみつつ、次から次へと「大トロ」を連発だ。
「オオトロ……8コ」「オオトロ……2ツ」「オオトロ……あと、中トロも」
 ハラショ〜。いいですか、いくら安いたって大トロ一貫=400円ぐらいですよ。大トロだけでもう5,000円は超えたぞ〜。大丈夫なのか。ルーブル払いか。仕事はなんだろう。ま、外交官なのかしらね。給料はハウマッチ? え、お客さん、ハマチですか? いやイクラでお願いします。


 ワタシは、本物の外国人の凄さにやられて、インチキ外国人でいるのもナンなので、最後に日本人的なアイデンティティの発露として納豆巻き(細巻きで)にてシメておきましたとさ。さ、寝よう。



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