1980年の12月8日も酒を飲んでいた


 決定盤 ジョン・レノン~ワーキング・クラス・ヒーロー~


 時々利用する渋谷の某ビジネスホテルのサイトを見ていたんですがね。そこに驚くべき記述があったのである。まずはこうある。

 2008年も、早12月がやって来ました。
 この時期は全国から東京へ、多くのビジネスマンがいらっしゃいます。そんなビジネスマンの為のとっておきのプランがこちらです!


 ここまでは何の変哲もない営業トークですな。がしかし、その後にこう続くのであります。

 渋谷へは、飛行機でもJRでも迷えずにお越し頂けます。


 え? 飛行機で? 迷わずに? 全国のビジネスマンが渋谷に飛行機で! ここのホテルのお客さんは何様だ。師走に入ったとはいえ飛行機で渋谷に行くのは急ぎすぎではないかしらん。


 案件山積み年末進行。そこに持ってきて今夜はスネオヘアーさんライヴ@SHIBUYA AX。明日は『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2008』@日本武道館であります。それまでに「週刊朝日原稿」「企画書2本」「鈴木雅之さん取材」「福山雅治さん原稿」「スネオヘアーさん原稿」「ビルボードライブ案件TEXT」「弊社会議」「あとアレとコレと」。おっしゃあ。もうやるしきゃありません。目指せWORKING CLASS NICE MIDDLE。ま、どう考えても全部は終わらないんですけんど。飛行機使うか(笑)。


 あれは正確には1980年の12月9日だったのだろう。その日、ワタシは某バンドのバイト(ボーヤのようなもの)を終えて、そのバンドのマネージャーと飲み上げて、いつもの荻窪の店にいつものように這うようにたどり着いて、そしてニュースを知ったのだった。マスターは音楽を止めてNHKラジオのニュースをかけた。その時のNHKアナウンサーの「アメリカの歌手、ジョン・レノンさんが……」と原稿を読んだ時の「ジョン……レノンさん」という間と「レ」にアクセントが来る発音に違和感を覚えたことまで覚えている。


 拝啓ジョン・レノン様。あなたが体験することのなかった「49歳」は、なんだかバタバタです。敬具



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