平成中村座を前に「淀五郎」聴いてます


 十代目 金原亭馬生 十八番名演集 十代目金原亭馬生 十八番名演集BOX


 「忠臣蔵」の予習復讐であります。その「淀五郎」もそうですが、ここんとこ落語のCDといえば、金原亭馬生師匠(先代ですよ、志ん生さんの息子の)ばかり聴いております。生前からファンだったわけですが、CD BOXがどどっと出ちゃって、もうダメ。箱はいけやせんよ箱は。なにが怖いって箱が怖い。ずっと聴いちゃう。談志家元や志の輔さんを好きなのとはまた別のところで、ワタシは馬生さんがでえ好きであります。ワタシにとっては「落語」の基本です。口調がね、まず好き。あのふわ〜としたところがいいんだよなあ。当たりが柔らか。観たり聴いたりしたことのない人にはなんのこっちゃという話ではありますがねえ。言ってみれが、金原亭馬生スモーキー・ロビンソンです。わかんないかあ。


 そう考えると、談志家元はマイルスですか(笑)。プリンスっぽいところもありますな。となると、志ん朝さんはマーヴィン・ゲイだろうなあ。円生師匠がレイ・チャールズとか(笑)。ああた、そりゃどうでげす。


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