そもそも小判を持ってない

代替文


  あんあんあんいみてーしょんごおぉぉ。猫に小判。にゃー。猿に贋小判。うっきぃ。ま、写真のことはいいとして。


 昨日は倉科昌高ニュウ・アトリエお披露目会で鯛が丸ごと入ったパエリア、というか「鯛リア」か、をいただく。ケータリングは、たかはしよしこさん。いやあ、どれも旨かったでございます。倉科さんのアトリエもすんごくいいのであります。ご友人たちの風情もいい。さすがです。都心を離れればできることはたくさんあるな。


【倉科昌高web & blog】http://www.m-kurashina.com/
【たかはしよしこさんweb】http://takahashiyoshiko.com/


 ラジドで渋谷[喜楽]の話題になっちゃった関係上、こりゃあ年に1回ぐらいは行っとくべえか、ということで老体に鞭打ってピシッああん、渋谷百軒店。思い起こせば20年以上は通ってるのね、ボク。おばちゃん健在。ちょびひげ健在。焦がし揚げ葱健在。お隣りでやはり40代男性が「もやしワンタン麺」食べてたんだけど、いや、よく入りますね(笑)。オレも30代まではイケてたけどねえ。とまあ、ここは慎み深く「ワンタン麺」。なんとか完食(笑)。やっぱり旨い。スープです、[喜楽]。もちろん例の葱のおかげで香ばしさが違うのだが、決め手はその香ばしさの底にある「しょっぱさ」にあるのではなかろうか。醤油が脂と軽くなじんだ時のアノ「あぶらじょっぱい」感じが絶妙、寸止め、最後まで飽きない。いい意味でしょっからい。


 しょっぱいの「しょ」は、元来はまあ「塩」なんでしょうが、いろんな出汁と絡んだ時の醤油の「旨じょっぱい」が好きなワタシにとっては、しょっぱいの「しょ」は醤油のしょである。

 最近は薄味な和食もいいのだけれど、どうも舌が関東以北の仕様なので、しょっからいものから逃れられないのであります。さ、今夜もしょっぱいものを食べに行こうかしらん。

 ちなみに[ムルギー]に貼り紙。ビル工事のため7月まで休み、だそうなのである。え、そうなの?


 「ナンシー関 大ハンコ展」最終日となりにけり。先ほど(午後3時頃)に、ちら覗きしたら6階の会場から3階付近まで階段に列が! すいませんねえ。
 実行委員として、その並んだ方のご意見も拝見しようとmixiで日記検索。うわ、凄い数だ。「並んだ」「混んでる」というブーイング以外は、つまり「ナンシー関」の本質に関わる部分では、概ね好評でありました。
 会場でのビデオコメントでもたくさん語られていたように、コラムニストとしてのナンシー関の不在による「ナンシー以後」のテレビの「弛み」に触れる日記多し。ナンシーだったらこう言うね。しかして「コラムが好きでファンだったけど、ハンコ見てさらにその匠としての才能に驚いた」という方も多い。好事家の皆さまは、仕事場再現の本棚の「並び」のディテールに言及してくれてたりして、ちと嬉しい。あれはワタシがちょっとオモシロ整理整頓しておきました。「ウンゲロ」とか見えやすい位置にしたりして(笑)。
 そのmixiの日記を見ていて驚いたのが、渋谷に出てきて「ナンシー展」と『ザ・マジックアワー』を観たっていう経路の人がいっぱいいるのである。ほほう、そういうことなのか。なるほどなるほど。


 関係ないけど、ナンシーさんと食べたり飲んだりしたのも、かなりしょっぱかった記憶が多いなあ。飲み物がウーロンハイだものね。しょっからい対策みたいなもんだ。しかもだいたい中目黒の[藤八]とかだもの。


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