甲子園で満塁じゃしょうがないね


 上原が! 原が! と見出しが躍っているので、なんのことかと思ったら「彩子」と「江里菜」だったりして。がーさすスポーツ新聞調。「彩子」と「江里菜」は、合計しても42歳。
 でもって合計したら82歳の方の「浩治」と「辰徳」はパッとしないっすねえ。上原登録抹消。もちろんスワローズファンのワタシだが、もうここまで来ると胸が痛いわ。横浜も。

 アチラでは岩村が活躍中であります。もしも、は言わない約束だけど、もしも岩村、稲葉、ラミレス、石井……が残っていたらねえ、ぐすん、と焼酎グラスの底に向かって愚痴るぐらいはお許しいただきたいというものである。おやじだから。世代交代はそのメンツの超黄金時代を見てからでも良かった気がする。


 Sportiva (スポルティーバ) 2008年 06月号 [雑誌]


 おやじだから、と言えば、1992年のドリームチームの特集もある「Sportiva 6月号」(集英社)。表紙に買わされた。世界三大MJのひとり=マイケル・ジョーダンが、あのポーズで映っている写真で、買わないわけがないのである。しかも桑田真澄の記事もあるしなあ。だから、おやじなんだってば。梅田香子さんのMJ記事「マイケル・ジョーダンとは何だったのか?」は、しっかり野球との関係にも触れていて、さすがであります。「5分でわかるNBA近代史1997-2007」のトビラ・イラストがJERRYさんというワタシの好きなイラストレーターだったのもグゥ。


 【JERRYさん】→http://oak.zero.ad.jp/~zaj03096/


 そうそう、アチラの野球と言えば今年になってから文庫翻訳が出たロバート・B・パーカーさんの『ダブルプレー』(ハヤカワ文庫/菊地光訳)。なんとジャッキー・ロビンソンが暗殺される!? という実在の人物を題材にしたハードボイルド。だど。1940年代のメイジャアリイグの描写満載。つまりは、我が国でまったくもって一般ウケするわけがない設定であります。
 そういう意味で「キミが買いなさい」と言われているような気分で買いました。ちなみにロバート・B・パーカーはひとりで76歳。


 ダブルプレー (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 1-45) 【参考書籍】ジャッキー・ロビンソン物語 (ちくまプリマーブックス) 黒人初の大リーガー―ジャッキー・ロビンソン自伝


 思えば、「Sportiva」も、もう少しだけブラック・カルチャーとの関連性を踏まえた記事があってもよかったなあ、Funky部としては。

 「意外と強いスワローズ」も含め、ちょっと野球に呼ばれている4月末。



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