スパイク・リーが1,500円!

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 いや、ちょっとDVDコーナーのパトロールをサボっておりましたところ、スパイク・リー監督作が1,500円シリーズで出とるぢゃないですか。ジャズ好きもデンゼル・ワシントン好きも必見、ワタシの最上級フェイヴァリット作(やっと日本版出た!)『モ’・ベター・ブルース [DVD]』が1,500円! 泣ける話ですよ『クルックリン [DVD]』(サントラ最高)、もちりん我々“カラード”必見『ドゥ・ザ・ライト・シング [DVD]』、『ジャングル・フィーバー [DVD]』に『クロッカーズ [DVD]』もある。さらには3,800円で『スクール・デイズ コレクターズ・エディション [DVD]』も『ゲット・オン・ザ・バス [DVD]』も『インサイド・マン [DVD]』(面白かったあ)も売ってますなあ。『マルコムX [DVD]』も『25時 スペシャル・エディション [DVD]』も手に入る。
モ’・ベター・ブルース [DVD] クルックリン [DVD] ドゥ・ザ・ライト・シング [DVD] ジャングル・フィーバー [DVD] クロッカーズ [DVD] インサイド・マン [DVD]
 思い起こせば『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』で、おや、これってちょっとオモロくなくなくない?と思ったのが1986年頃の想い出。ワタシ27歳。スパイク29歳。あの時チミは若かった。その後、自力でNYに行けるようになった時には速攻ブルックリンのショップにも行ったりしたなあ、道に迷いながら(遠い目)。雑誌『03』の創刊号が懐かしいゼ。そういやレーザーディスクもいっぱい買ったなあ(笑)。どうしてくれるんだLDコレクション!
 ワタシの世代にはそういう追っかけ的な心理の人も多いと思いますが、今日に至る道程では、なかなかVIDEOやDVDが出なかったり、日本公開すらされなかったりしてきたわけじゃないですか。そう思うと『インサイド・マン』のヒット一発でここまで日本版DVDが出たってのは僥倖でございます。こんな時代はなかった。チャンスは今だ。今田耕司。SO.YA.NA〜。
「DVD買い控えてる内に在庫切れ」と古く陶淵明の詩にもあるぐらいです(嘘です)。TOUCH & BUY。「買う」というカタチのリスペクトもある。1,500円ならいいだろ、オトナとして。


【BGM】SOUNDTRACK『MO BETTER BLUES』1990
モ’・ベター・ブルース
やっぱりいいですよ、このサントラは。ジャズ好きも納得。
テーマ曲「HARLEM BLUES』は冬に聴きたくなります、ボク。
GANGSTARRの「JAZZ THING」はジャズ・フラッシュつなぎの永遠のお手本だし。