ワタシは昨日もカレーを食べて


 雲古拭き放題とか、そんなことを51歳にもなって書いた日。一夜明けたら今野雄二さんが亡くなっていた。


 


 Twitterには思いつくだけ今野さんとの接点をあげてみた。

リブヤング、11PM、宝島、POPEYE、ミュージックマガジンマーク・ボラン、ボウイ、ブライアン・フェリー、ミカバンド、デヴィッド・バーン、プリンス、ヒップホップ、ハウスミュージック。無数の映画。モンティパイソン。


 70年代から80年代に「文化バカ中年」になる素地を作った世代は、いずれどこかで今ちゃんの子供たちだ。ワタシはそれまでいまひとつ聴き方がうまくなかったプリンスの凄さに気づかされた、その「ミュージック・マガジン」の今野さんの文章を忘れられません。


 今日届いた「週刊朝日」には、今野さんもレギュラーの映画クロスレヴューがいつものように載っていて、アンジェリーナ・ジョリーの『ソルト』にメンバーで最低の点数を付けている。締切が同じ日だったとすれば、先週前半にこの辛口コメントを書いたことになる。合掌。