警告:ビローなお話が含まれております


 携帯電話はいろいろと便利である。なにしろどこにいても電話がかかってくるのである。よくあるくすぐりですが、「あるオジイサンに携帯電話がかかってまいりまして、慣れないオジイサン、やっと電話に出てひとこと。『もしもーし、ああ、わしじゃわしじゃ。しかし、よくワシがここにいるのがわかったのう」。ちゃんちゃん。意外と好きな小咄であります。

 この通称「どこでも電話」(そんな名前じゃない)のPTA、じゃなくてTPOとして、ちょっと悩ましいのは「用便中の着信」に他ならないのである。まあ自宅でひとりっきりといった状況ならばともかくですな、例えばワタシがJ-WAVEのトイレなんぞに入っていてですね、そこに着信があったと想像していただきたい。静かなるトイレ一杯に大音声で鳴り出す着メロ! しかも「ENDLESS SUMMER NUDE」! 震えるヴァイブ! 慌てる下半身丸裸のオレ! 外では小用を足していたサッシャもビックリ! どうするどうする! こういう時に限って慌てて操作間違えて留守電にするつもりでうっかり出ちゃったりして、向こうで「もしもーし」とか言ってたりして、うわ、電話出てもーた、うわ、ついでに下からも出て(以下自主規制)。

  オカ ラバーカップ トイレのつまり取り ケース付き 洋式 和式

 もちろんこの場合、心静かに留守電へと誘導するなりして対応するのが21世紀中年としての正しいアティテュードなのである。ところがですね、ワタシは本日、東京ミッドタウンのトイレにて「用便中にちゃんと電話に出た人」に遭遇したのであります。トビラ越しなので姿は見ておりません。小用を終えて手を洗浄しているワタシ。そこに背後から大音量の着信音。しかも、個室から。あ〜、そういうことってあるよね〜、と思ったその時。出たんですよ、そのおじさん(推定)が。

「もしもしぃ! あ、ナカムラ(仮名)でございます! お世話になってます! はい……ハイハイ……あ、その件はですねえ……ハイ、ハイハイ……いや、あの……え? いや今ですか? 今ですね、ちょっとその書類がですね……あ、いや、あのう申しわけありませんが、5分後にかけなおしてよろしいでしょうか!」

 悪いけど、笑わせていただきました。これがホントの「電話ボックス」。下半身丸出しで「お世話になってます!」って言われても(笑)。電話の向こう側の人には、知らなくていいことがあるのである。

【明日のRadio DONUTSです!】
テーマは「俺たちラテン系」! まわりのラテン系報告&ラテンな自分をカミングアウト!
METROPOLITAN Cafeには、美人川柳作家・やすみりえさんがご来店!イベント系もあります!
COLORFUL STYLEでは、ガレッジセールのゴリさんが住まいのこだわりを紹介!今週もオキナワ系!
MUSIC NAVIGATIONでは、ラテン系J-POPを特集!ウッ!マンボ!
TOKYO TUNINGでは、最新J-POPヒットを紹介しつつさらにラテン系なエピソード紹介!チャチャ!

人気ブログランキングへ