現役的中年、大先輩を哀悼

 児玉清さんが逝ってしまった。お会いしたことはありませんでした。

 俳優でありながら文才もあるという、そんな人が減ってきている気がするとスタッフと話す。確かに、そういう気がする。まあ、お笑いの世界にはいるか……。音楽家はどうだろう。山下さんとか菊地さんとかみたいな。

新編 風雲ジャズ帖 (平凡社ライブラリー)

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 本日は[ビルボードライブ東京]案件入稿。「VOCE」誌に一週間前には送らなければいけなかったブツを納品。某プロジェクトのデザイナーさんが決まらず困ったちゃん。その途中で須永辰緒番長が「太平ボーイズ」のジャージを取りに来て、ついでに超強力なブツをドロップしてくれました。これはヤバいっすー。ヒップホップ好きだけココとかココとか押してみて。

 一般的な意味では、ワタシはヒップホップファンではありません。そんなに聴かないですね日々の中では。

 だがね、オールド・スクールに関しては「現役」だったのだ。そこのところのぼんやりした記憶を糧にしてかろうじて生きているのである。音楽のみならず、ほぼ全ジャンルにおいてそういうことになってきたのである。何かと何かの始まりを知っているのである。

 そういうことだ。2011年3月11日以降の世界も現役になってしまったのだ。