はい、着ていらっしゃいました

 って、タイトルでコメント欄に返事しないの(笑)。

 青いベストを着て武道館にはせ参じた昨夕。「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショウ 日本武道館 LOVE & PEACE」。タイトルも長いけどライヴも長い。16時開演(実際には10分押し)で終演が21時45分あたり。なので、引き算をしますと、えっと、えっと、えっと(暗算できんのか!)……だいたい5時間半ぐらい。あってる? いくらなんでも長いよ−。もうちょっとツマめたよなあ……蔦岡さーん。

 がしかし、ワタシの中の「忌野清志郎史」に残る名演名唱も多数。ザ・クロマニヨンズ「いい事ばかりはありゃしない」、奥田民生「スローバラード」、そして矢野顕子さんが「恩赦」に「ひとつだけ」。サンボマスターハナレグミもよかった。この日のためにきっちり練り込んであった。個人的にYUKIちゃん好きなので、登場したときはかなりアガりましたが、Twitter見ると「玄人筋」からは評判があまりよろしくないようで残念。

「雨上がりの夜空に」が特段に好きというわけではないワタシとしては、最初と最後がお約束の大合唱で、特に最後は、あ、またこれで終わるのかなと思ったら、最後はボスの映像でシメていただいて納得。

 いずれにせよ、今回の主役はCHABOさん(そして金子マリさん)だった気がする。

 ちなみに「サマータイム・ブルース」と「ラヴ・ミー・テンダー」は、泉谷しげるさんが、一手に引き受けて、「黒いかばん」を彷彿とさせる名調子で弾き語り。

 そして、タモさんからSMAPまで登場した数々のビデオ・メッセージでの黒柳徹子さんが凄かった。早口で半泣きで『あなたが「サマータイム・ブルース」と「ラヴ・ミー・テンダー」を命がけで歌っていたとき、私(たち)は、その本当の意味に気づくことができませんでした。今、その意味がわかりました。ここにあなたはいないけれど、その思いはきっと若い方が引き継ぐでしょう』と。(ワタシの記憶なので文章はざっくりの要約ですが)

 諸先輩、伊達じゃないですよ、ホントに。