「わたなべだすく」も悪くないか

代替文


 9月になったっつうに蒸しまくる本日。ついでに話の方も蒸し返してみるわけです。先日の写真「ぢるそば」に関連した問題。問題と言うほどのことでもありませんが。


 日本語は難しい。例えば、かつてよりワタシが指摘させていただいておりますように「下にくると濁る」現象がありますね。「侍」は単品では「さむらい」ですが、「田舎侍」となると「いなかざむらい」。だから映画も『ラストザムライ』じゃないのか?(笑)という話をさんざんしてまいりました。そこからさらに「汁」へと思いを馳せたのが下記blog。


http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/20080627


 うーん。ずっとこんなことばかり書いているのかオレ。それはまあそれとして。


 この「濁音化」には法則があるのかどうかがよくわからないのであります。なにが濁って、なにが濁らないのか。単に語感の問題かしらん。


 今日はTwitter経由で、我らが[崎陽軒]さんがシウマイ弁当などを値下げしたことを知ったので、当然、買いますね。電車降りたらもう売り場直行。だってそれがワタシのシウマイ値下げ記念日。


 で、その売り場でも思ったわけ。なぜシウマイはアタマに「蟹」などの言葉がきても濁らないのか。カニジウマイじゃないのか。蟹の味噌汁は「かにじる」ではないか。大阪名物だって「蟹ばさみ」だぞ。あ、でも「蟹かまぼこ」は「かにがまぼこ」じゃないね。たしかにチーズかまぼこ、略して「チーかま」が「チーがま」だと、ちょっと食欲がそがれる気がする。


 といったことを考えながら、じっと[崎陽軒]のショーケースを眺める中年一名。完璧に不信。職質寸前。ちなみに写真は「情けなさすぎるひょうちゃん」です。


 さ、でかけよう。