何でもいいんだよ

代替文


 ……それが先代の金原亭馬生師匠の口癖だったと、この本に再三出て来ます。そしてその「何でもでもいいんだよ」のあとにこう続くのだとか。「でも、どうでも良くはないんだよ」。

十代目金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋

十代目金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋


 わかる? ワタシが解釈した使い方の例。「酒の肴なんて、何でもいいんだよ。でも、仕事がしてあるかどうか、そこんとこは、どうでも良くはないんだよ」。さあ、アナタも使い方を考えてみましょう。


 と、ここのとこ、仕事の山をかきわけかきわけ十代目馬生師の研究(準備)をしていたら、久住昌之さんが「志ん生は何度か切ったから、息子のほうを切ってみた。YouTubeに上がってる師匠の落語聴きながら。」とTwitしているではあーりませんか。すわ、これはシンクロニシチィか! と思ったら、もう一人の息子の方でした。


 その切り絵はコチラです。

 http://ow.ly/i/39Vj


 ちなみに弊社には久住さんが切った「ジミヘン」があります。かつて個展で買わせていただきました。

【出直しカレー部の方も更新!】
http://www.j-wave.co.jp/blog/editorsnote/

「ボンディの芋のひとつを残す年(改訂)」(渡辺祐中年純情歌集より)