昨日に続いて駄文蔵出し!


 おっと、もうJ-WAVE行かなきゃ。昨日に続いてジャスト1年前の駄文蔵出ししときます! ホントに進歩がない! ま、週末の酒の肴にでも!

渡辺祐駄文蔵出し/ねずみ穴はやったんべえな】


「微パン」


 踊ってますか? ←誰に聞いているのか。ワタシは踊ってません。←その報告もいらない。というわけで。←どんなわけだよ。なんだかなあ。←えのきどいちろうさんかオマエは。とまあ、ずっとこの調子でひとりボケツッコミをしていてもいいんですが、ただでさえ数少ない読者が限りなく透明に近いブルー by 村上なにがし、といった調子になっても困るのでこれぐらいにしておきます。お母さん、ご飯、おかわり!


 ちょっとおかしくなってきました。おかしくなったついでに「ちょっとどうかしてますよ」とこないだ松尾潔さんに言われた話をしま〜す。こないだ晩ごはんを食べたわけですよ、松尾“KC”潔プロデューサーと。そしたらね、えらい昔にワタシが「大リーグと半ズボンって似てる」という文章に異常にウケていた、という思い出話をしてくれたわけです。ワタシはすっかり忘れてました。これはウチの事務所に堀雅人という現在放送作家をしている男がバイト入社した際に書いてきた原稿のようなものにあったんですね。大リーグと半ズボンですよ。いいねえ、思い出したらすごく気に入ってきました、再び。
 え、意味がようわからんわあ(かしまし娘調)。それでは噛んでふくめる(ちょっとH)ことにいたします。アメリカのプロ野球のことは、だいたい今ではメジャーリーグって言いますね。J-WAVEの番組的にはビッグリーグとも言います。でね、そのメイジャアリーグの方だかビッグリーグ(こっちの方がまんまです)の方だかはわかりませんが、訳しちゃったわけですよ。誰かが。「大リーグ」と。大リーグですよ。おかしいじゃん、よーく見つめ直してみると。やっぱあれですかね、大相撲から来ているのでしょうか。


 そこで堀雅人(当時は学生)は気づいたわけです。その感触が「半ズボン」っていうのに似てやしないか、と。似てるでしょ〜。半ズボン。大リーグ。見事なまでの和洋折衷。しかも漢字一文字のなせる芸当かな。だいたい「ズボン」がもともと「ちょっとどうかな?」という微妙な空気を鴨志田くんな言葉ですからね。そこに「半」ときてぐっといい感じにヴァージョンアップしている。例えば同じような例であったとしても「半袖」は日本語。半スリーブとは言ってないぞ。英語ではショートスリーブですな。じゃあ「短スリーブ」か。あ、「短パン」ってのがあるなあ。あれはショートパンツだすよね。短ランはビーバップ。


 最近の婦女子は夏になると、マタガミも短ければオケツが少しハミぎみぐらいの短パンを着用していらっしゃいますが、あれなんぞは言ってみれば「微パン」ですな。「細パン」も可。グアム細パン。


 とまあ、ささいなことでこんだけだらだら文章を書いておりますけれども、それが昨日や今日に始まったことではなく「十年一日の如し」である、という事実を松尾さんにご指摘いただいた、という話でした。ポンコン的、いや根本的に「たかがそれぐらいのこと」で生きているのである。少なくとも30分は時間がつぶせる。たぶん幸せです。幸せという字は辛いに似てる。画数で一画違うだけ。たかがイッカク、されどイッカク。ユニコーンも一角。新作講談は田辺一鶴。中華料理は八角


 どうかしてますので、このへんで。


(初出:2006年5月@J-WAVE e-STATION TASKBAR)


 駄文を読み返し その軽さにあきれて 三歩歩まず。とほほ。