おしゃべりおやじ1,700時間超


 ハッシィさん、みなさん、コメント39です。晴れた空、金曜日。J-WAVEでおしゃべりデイ。電車で爆睡。ああ、よく寝た。映画『パッチギ! LOVE & PEACE』の試写状が来ていてちょっと嬉しい。出局前のちょいと書き込み。


 昨日のスカパラのフリーライヴを見ていて思ったこと。
「ああ、スカパラみたいなスワローズが見たい」。
 わかるかなあ(笑)。野球好きの妄想。さすが春です。球春到来。脳内にサクラサク。こういう人も巷に徘徊。スカパラ10名。DH制度だな。パリーグか? 打順決めたいねえ。オレ、ピッチャーは意外と(!?)大森はじめさんがいいと思うのだが、どうか。


東京スカパラダイスオーケストラ
http://www.tokyoska.net/


 ではでは、スポーツ好きに捧げる駄文でも蔵出しますか。なんと J-WAVE e-STATIONが始まって「たった」30回目の原稿。うぶいぜ(笑)。なにせ本日のオンエアはだいたい350回目ぐらいです。どっしゃあ。

渡辺祐駄文蔵出し「ねずみ穴はやったんべえな」】


「うわ、30回になっちゃいました!」


 ほほう、e-STATIONもオンエア30回ですね、時間にして165時間です。いやまあ、それがどうしたって言われても小さい丸ですね、つまりコマル、なんちゃって……おじさん。


 さて、こうしておしゃべりもさせてもらってる私ですが、もちろん編集者でもあります。編集者としての活動状況は、また別の機会の御報告しますが、その私の「編集心得帖(渡辺版)」の中に「例え上手は伝え上手」という項目がございます。例え上手、つまり例え話が的確だと、それが文章であろうが会話であろうが、ヒジョーに話が早いねん、ということですね。政治家でも話が面白い人というのは、必ず例え上手であります。古舘伊知郎さんのプロレス中継が面白かったのも、コレです。「おっと、まるで名古屋城金のシャチホコが下界を眺めるかのごとく、ロープ上でにらんでいる! さあ、ここで出るのか、必殺技! おおっと飛んだ〜! 空中を飛んだシャチホコの巨体がマットの名古屋港へダイブだぁぁぁぁ! スリーカウント! これは新たな戦国時代の到来なのかあ!」みたいな。もちろん、今、私が考えたので、こんなことは言ってません、古舘さんは。


 そこで今週は「さりげなく会話に挿入するスポーツ用語について」です。いますね、特に野球好きのオヤジに。「ああ、今日の会議はもう9回ウラ2死満塁からの逆転サヨナラ・ホームランだったよ、がっはっは」みたいな人。え、いませんか〜? 「君は我が社の元木だ!意外性なんだよ!」とか「営業はだな〜、コツコツ当ててくバッティングだ!引っ張るな!右を狙え!」とか、そういう人。いませんの〜?
 最近はサッカー用語を使うのもいいですね。「ああ、ヒデのコーナーキックみたいな恋がしたいなあ……」とか「我が社の製品は業界のボランチを目指します!」とかね。こうなると、もう何言ってるのかわかんないとこがミソ(笑)。ぜんぜん「伝え上手」じゃないじゃないか!
 いいんです、面白ければ。何事も日々の訓練ですから。


 相撲用語っていうのは、わりとポピュラーです。「土俵ぎわのうっちゃり」とか「物言いがついて」とか、使いますね。「昨日なんかクライアントからもろ差し食っちゃって、釣り出されて、気づいたら土俵の外にドーン、みたいなさぁ、まいったよ、陸奥嵐の釣り落としじゃないんだから」。←言わないよ。しかも陸奥嵐のことは、もう誰も知りません。


 オリンピックの後は、急にマイナーなスポーツの用語がイイ感じだったりしますね。シドニーだと何でしょうね、「あれは審判が悪い」とかかな(笑)。
 とまあ、与太を書いている内に、時間がきてしましました。それではオンエアでお会いしましょう。J-WAVEオーバーエイジ枠、渡辺でした。


(初出:2000年11月@J-WAVE e-STATION TASKBAR)


うーむ、2000年の時点で「オーバーエイジ枠」だったら、今どうすんだっての(笑)。ちなみに文中「165時間」とありますが、これまた現時点でカウントすると「約1,750時間」です。どっしゃあ。みんしるさん、誕生日おめでとう(笑)。


【BGM】GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE「THE BIRTHDAY PARTY」1981
Grandmaster's Greatest Hits