現在スペシャ控え室

代替文


うげ。2月ってもう20日かい! あと約一週間ってことなの? なんとかなんないのかしらね? 延長ないの、この店?


 今日は朝からもろもろメール&企画書なんぞ書いて返してビックカメラ行って[鳥ぎん]で焼き鳥弁当食べてJ-WAVE会議で現在はスペースシャワーTVにて「Oxala! Tuesday」の控え室で作業中。VJのDEPAPEPE・三浦くん(彼のお父さんよりオレの方が年上!)がなにやらギターつまびいてます。同じくVJのタカチャくんがアドリブで歌詞つけてたりして、いい感じ。しかも今日はそのDEPAPEPEがゲストとしても登場。スタジオライヴもあるのね。さわやかよ。本番まであと30分。


 そうそう、前も書きましたが、最近ですね、J-WAVEとかスペシャとかでお若いアーティストにお会いするとですね、「両親より歳が上」ってことが多いですな(笑)。ホント、親同然のオレ様がこんなでいいのか考えさせられる。うーん。←考えてるフリ。←フリかいな。←って、すぐお茶を濁すところに進歩のなさが現れてますな。でもまあ水清ければ魚住まずって言うしね。←それ意味違うよ。ずずずずず(と、ここで濁ったお茶を一服)。


 では、ちょっと本番のお時間も迫ってきましたので、濁しついでに渡辺祐の駄文アーカイブでも出してさらにお茶を濁しておきますかあ。本日はJ-WAVEのTASKBARコラムより、です。なので導入はオンエア関連の話題から入っております。

渡辺祐駄文蔵出し「ねずみ穴はやったんべえな」】


 先週のオンエアを聴いていただきましたでしょうか。凄いメール(FAXだったかな?)が届きましたね。「大阪のおばちゃん」に関するメール(FAXでしたっけ?)なんですけど、バスだか電車だかに乗り込んできた大阪のおばちゃんが、遠くの空いてる席に突進しながらですね、「あ、そこの席、ワタシもう座ってますねん!ワタシ座ってますねんな!」って叫んでたっていう話。すっごいでしょ〜。一週間たっても忘れられないもの(笑)。まだ座ってない席に「もう座っている」っていう時空を超えた概念をぶつけてるんですからね。シュールレアリスムですか。ダリですか。ダリって誰リ? なんつって。大阪は計り知れない深さがございます。


 その話で思い出したんですけど、このタイプのジョークにはかなり素敵なものがございますな。例えば、こんなのいかがでしょうか。

乗客「往復切符ください」
駅員「どこまでですか?」
乗客「ここまでに決まってるだろ!」

 え〜、意味はわかりますでしょうか? こんなのもいいですよ。

郵便局員「この手紙は重すぎますね、もう一枚切手を貼ってください」
客「おまえ、まさかそれで軽くなるって思ってないだろうな?」

 え〜(笑)。こちらはいかがでしょうか。

通行人「なにを釣ってるんですか?」
釣り人「ボラですよ」
通行人「釣れましたか?」
釣り人「いや、まだですがね」
通行人「それで、どうしてボラを釣ってるってわかるの?」

 さあ、だんだんわけがわからなくなってきました。

男A「昨夜ね、すごい大きな茄子の夢を見たんだよ」
男B「へえ、どれぐらい大きいの?この部屋ぐらい?」
男A「いや、もっと大きい」
男B「ふ〜ん、じゃあ、この家ぐらいか?」
男A「いやあ、もっともっと大きいんだ」
男B「え〜、じゃあ、この町内ぐらい大きいのか?」
男A「いや、それがもう、暗闇にヘタつけたみたいなんだ」

 これ大好き。「暗闇にヘタつけたみたいな」ってフレーズ、そう言えるもんじゃありませんよ。なんだよ、その茄子は。


 ちなみに前半3作は、立川談志さんの「家元を笑わせろ―笑うべきか死ぬべきか、翔ぶべきか」(DHC出版)からアレンジいたしました。最後のは古今亭志ん生師匠のマクラです。今週もこんなんでよければe-STATIONをよろしく!


(初出:2003年1月@J-WAVE e-STATION TASKBAR WEBコラム)


 濁ったねえ、お茶(しみじみ)。


家元を笑わせろ―笑うべきか死ぬべきか、翔ぶべきか


【追伸ギロッポン通信】
スペシャの帰りに麻布警察の裏を通りかかったら、
ワタシの好きだった担々麺(ダンダンメン)と酸紅麺(サンホンメン)の
[よかろう]がなくなってた! ビルごと取り壊し。
小さな貼り紙によりますと
「(再び)六本木での出店を計画中です」というビミョーな表現。
酸っぱいサンホンメンが好きだったのにい。復活を祈る!